Amazonより世界へ向け書籍発売中
【Amazonより世界へ向け発売中!】
「動物」をテーマに描く40人の日本人アーティストに、私operappleも選んで頂きました。
DEAR ANIMAL ART: Life with animals by Japanese artists
(2023/07/12 Amazonより発売)
~Introduction(日本語訳)~
古くは紀元前1万5000年に描かれたフランス・ラスコーの洞窟壁画、大英博物館が所蔵する古代エジプトの猫の像、約800年前に描かれたという日本の「鳥獸人物戯画」など動物たちが人によって表現されてきました。それだけ人間にとって動物は生活の中に存在するもであったという事です。
では現代のあなたの生活環境を見回してみましょう。動物をモチーフとしたものに意外と誰もが囲まれていることに気づかされます。キャラクター化された多くのものは動物が基であったりするし、生活雑貨や洋服やアクセサリーの柄やデザインに至るまで、広範囲にわたり動物たちで溢れかえっています。
それではなぜ動物たちをモチーフにするのか?アーティストたちに聞けば、もちろんそれぞれに理由があるでしょう。でも必ず言えることは、表現する側からも観る側からも動物が「何か」を感じさせてくれる身近な存在だからというのは間違いないことでしょう。
アニマルセラピーという動物介在療法があります。動物には「人を癒す効果」あるのだそうです。動物(ペット)を飼っている人は日々感じているかもしれませんが、動物が与える人間への影響は大きくオキシトシン(幸せホルモン)と呼ばれる物質が分泌しているとも言われているそうです。それが多くの人に動物が与え感じる「何か」のひとつなのかもしれません。
今回この書籍で取り上げたアニマルをテーマにしたアート作品群。それは現代社会に求められている一つの癒しのツールとして大きな力を持っているように思えます。私たちが提案するいわゆるアニマルアートとは、動物の絵とだけには留まりません。
動物をモチーフにしたぬいぐるみや置物という身近な物として表現された物。動物を追いかけて捉えた写真、デフォルメされたキャラクター化された動物たちのイラスト、それらは全部、アニマルアートであり何等か人々に「何か」を感じさせてくれるものに違いないと信じています。
地球は人間だけで成り立つものではない。人間以外の生き物たちがいてこそ、はじめて自分たち人間が存在できるのです。人間の驕りともいうのか?自然破壊にはじまり、乱獲にはしり絶滅にも追いやる、果ては戦争によって動物たちが追いやられたりもする。
アーティストたちが個々に表現した動物たちに今一度、「何か」を感じ得て、アニマルアートに価値を見出して、注目してもらうきっかけのひとつになることを願います。
親愛なるアニマルたちへ これらはアーティストからの愛の贈り物です。
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モデルわんこのご家族様のご協力にも心より感謝いたします。